公開: 2022年9月27日
更新: 2022年9月27日
東北地方の山間部には、かつて「マタギ」と呼ばれ、冬になると獲物を求めて山にこもり、熊、鹿、猪などの獣を捕らえることを生業とする人々がいました。マタギの人々は、山に籠っている間、特別な言葉を使っていたことが知られています。瀬川拓郎は、マタギが使っていた山の言葉は、古いアイヌ語ではないかと述べています。
瀬川拓郎 著、「アイヌ学入門」(2015)、講談社 現代新書 81ページ〜84ページ